ASEANの歩み
| 67年8月 | タイ・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポールの5カ国で東西冷戦下、共産勢力に対抗するかたちでASEAN設立。急成長する中国やインドと対抗し、東南アジア全体の投資環境改善を通じて発展を維持・拡大する目的もある。 |
| 76年2月 | バリ島で、第一回ASEAN首脳会議。「バリ宣言」を発表。 |
| 77年2月 | ASEAN加盟国、域内特恵貿易協定調印。 |
| 78年6月 | ASEAN5カ国に日本を加えた第一回ASEAN拡大外相会議。 |
| 84年1月 | ブルネイが加盟して、6カ国に。 |
| 93年1月 | ASEAN自由貿易地域(AFTA)発足。 |
| 94年3月 | フィリピン・マレーシア・インドネシア・ブルネイが「東ASEAN成長地域」協定合意。 |
| 94年7月 | ASEAN地域フォーラム(ARF)発足。 |
| 95年7月 | ベトナムが加盟、7カ国に。 |
| 96年3月 | ASEAN7カ国に、日本・中国・韓国・欧州連合(EU)を加えた第一回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議。 |
| 97年 5月31日 |
ASEAN特別外相会議で、ミャンマー・ラオス・カンボジアが7月に加盟することを決定。 |
| 97年 7月10日 |
ASEAN臨時外相会議で、カンボジアの加盟延期を決定。 |
| 7月23日 | ミャンマーラオスが加盟して、9カ国に。 |
| 7月24日〜25日 | ASEAN外相会議 |
| 7月27日 | ASEAN地域フォーラム(ARF)。 |
| 7月28日〜29日 | ASEAN拡大外相会議。 |
| 今後 | 2010年までに域内投資自由化を目指す「ASEAN投資地域(AIA)」の発足予定。 2020年を目標とする「ASEAN経済地域(AER)」構想。 |
ASEAN10各国の経済規模
| 人口(一万人) | GDP(億ドル) | 一人あたりのGDP(ドル) | |
| タイ | 6000 | 1670 | 2807 |
| マレーシア | 2100 | 873 | 4218 |
| シンガポール | 300 | 837 | 28033 |
| インドネシア | 1億9400 | 1982 | 1023 |
| フィリピン | 7000 | 741 | 1055 |
| ブルネイ | 30 | 40 | 14502 |
| ベトナム | 7300 | 200 | 270 |
| ミャンマー | 4400 | 102 | 235 |
| ラオス | 500 | 16 | 305 |
| カンボジア | 1000 | 23 | 236 |
| 合計 | 4億8000.3 | 6484 | −−− |
参加国
| ASEAN | タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・ミャンマー・ラオス |
| ASEAN拡大外相会議 | 上9カ国+ 日本・韓国・アメリカ・カナダ・オーストリア・ニュージーランド・欧州連合(EU)・中国・ロシア・インド |
| ASEAN地域フォーラム(ARF) | + カンボジア・パプアニューギニア(この2カ国はASEANの「オブザーバー」) |
ASEAN関係
(@ASEAN加盟問題)
(AASEAN9体制)
(B変革期のASEAN)