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 アンコール・ワットは1860年にフランスのアンリ・ムーオによって発見されました。しかし、これは「ヨーロッパにおける大発見」にすぎませんでした。なぜなら、それは現地の人々が礼拝地としてずっと大切に守ってきたものだったからです。アンコール・ワットは、今も昔もカンボジアの人々にとっての誇りなのです。
 この聖なる地は、侵略や内戦に人生を狂わされた多くの人々をすべて受けとめてくれます。そして、人々は平和だけでなく、歴史をも取り戻そうと精一杯生きています。
 私たちがこの国で「発見」しなければならないものは、まだまだ残されているのかもしれません。

目   次

 知っておいてもらいたいこと−出会った少年地雷

国内事情 現地に行く前の心構え。また、国内を地図で確認
プノンペン 首都。宿屋から観光地まで、プノンペンを知ろう
シエヌリアップ 言わずと知れたアンコール・ワットの地。遺跡の紹介は約30にのぼり、遺跡に関わる伝説も記載。
シアヌークビル カンボジアの港。リゾート気分も味わえる。
ウドン 日本の「うどん」と関係がある?
歴史 建国神話からポルポト派の支配を経て、1997年末の動向まで読んでみよう。
ハプニング集
ちょっとしたお話