「パーンダバ(5人の王子)とカウラバ(100人の王子)の国を二分する対立。パーンダバはカウラバよりも文武両道にわたって優れていた。戦争が始まり(写真右)、特にパーンダバのアルジュナ王子とカウラバのビーシュマ将軍との戦いは神々も驚嘆するほどの名勝負だった。結果は、パーンダバが勝ったものの犠牲者は多かった。パーンダバの一人、ユディシュティラは親友クリシュナを失い、心も晴れず、兄弟や妻とともにヒマラヤに登って神の国を求める。そして、一人一人倒れて天に昇っていく。」
インド哲学が盛り込まれた物語である。