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@遺跡での過ごし方

 私は一つの遺跡に少なくとも2時間かけます。アンコールワットにいたっては丸1日どうしてもかかってしまいます。何をしているのかって?本を読んだり、はがきを書いたり、忙しく通り過ぎる人を見たり。一番好きなのは何も考えずボーツとすることと、お昼寝。静かな遺跡に一人、ポツンと座って、太古から変わらない風をかんじるのってとても気持ちのいいものです。
 それから子供と遊ぷこと!どの遺跡にも近所の子供がガイドをしに来たり、物を売りに来ています。そこに住んでいる子供もいます。カンボジアの子供は本当に無邪気でかわいい!!子供と遊ぷのって時間を忘れてしまいます。

A1996年12月31日のバンテアイ・スレイとバンテアイ・サムエ

 今回は状況がかなり好転していました。大使館はここへ行くにはまだ危険といっていますが、すごい数の旅行者が来ていました。パックツアーでもしっかり組み込んでありました。個人旅行者は次の3通りがあったみたいです。
 @ボデイーガードを2人つけバイクでいく。私が聞いた人は60$払っていました。
 Aタクシーでポディーガードをつけていく。
 Bバイクタクシーで徒党を組んでいく。私はこれでいきました。この時賄賂用に30$払い、行きは6人で徒党を組み、帰りはばらばらに帰ったので実質一人でした。この方法でいく場合あらかじめブッキングすることが必要です(バイクタクシーのお兄さんがしてくれます)。これをしないで当日行くと検問でいちゃもんをつけられます。また私たちが払った30$の使い道は、2つある検問での賄賂とバイクタクシーの兄ちゃんの取分になるそうです。第2検問の賄賂は高いという話しなのですが、いったいいくらなのでしようか?まあとにかく警官にとっては都合のよい収入源になっているのにはまちがいないでしよう。1年前に比べたら50$も安くなっているのはだいぷ治安が改善したということでしようか?
 またバンデアイ・スレイには誰も知らない謎の正式なチケットがあります。正式にはこのチケットを買ってタクシーで行き、パーミッションは要らないということなのですが、誰も見たことはありません。いずれはこの方法で徹底されるんでしようか?誰か見たら教えてください。驚いたのは1年前と比べて格段に道がよくなっていること。1年前はバイクから降りた後フラフラだったのですが、今回は余裕でした!!治安状況は刻一刻と変化しています。情報を仕入れて無理しないで行ってください。

Bタ・プロームの樹木に生い茂られたバイヨン

 ほかのアンコール様式の遺跡と同じようにタ・プロームにも4個の門があります。そのうちの1つの北門は樹木に覆われ今にも崩れ落ちそうなバイヨンがあります。これは葉書にも使われておりとても有名なのですが、北門には行きにくいので多くの人が見過ごしています。というのも外からは人気のない細い道をひたすら行くので”ほんとにここでいいのか?”と不安になってしまい、中から行くと鬱蒼とした木々の中にかろうじて人が一人通れるような道があるだけなので迷子になってしまいます。
 バイクタクシーに頼めぱ連れて行ってくれます。でも人によっては途中で降ろされ歩いて行った人もいたので注意!!
 私は間違えて東門に行ってもらったので中でまたまた迷子になり、絵を書いて中の兵士に案内してもらいました。どうもタ・プロームでは道に迷う運命にあるらしいです。
 一年前と比べタプロームも変わりました。あれだけうようよしていた銃を持った兵士が、一人だけになっていました。銃を持っていない人はよくいましたが、彼等は旅行者に警官バッチを売りつけようとしていました。売ってもよいものなのでしようかね?

Cアンコールワットの初日の出

 アンコールワットで初日の出を見ることができるなんて、なんて素敵なことでしょう。あいにく曇りで‘素晴しい!!’というわけにはいかなかったのですが、雲の合間から見える日の出もいいものです。
 初日の出を見る習憤があるのは日本人だけのようで、アンコールワットの参道には日本人があふれていました。たぷん200人くらいかな?パックツアーには日の出を見るスケジユールが組み込まれており、彼等が去ったあと、静けさを取り戻したアンコールワットは格別いいですよ!!

D夕日を見るスポット

 夕日を見るスポットはプノン・バケンとアンコール・ワットがあります。プノン・バケンの方が見晴らしがいいのですが、ピーク時にはパックツアー客に頂上付近がうめつくされ、とても夕日を見る状態ではなくなります。だからピーク時はまだアンコール・ワットの方がはるかにいいでしよう。

Eプノンペンでしたこと

 すでにキリングフィールド、ツールスレーンに行っていたので、どうしても2度目は行く気がしませんでした。だからセントラル・マーケットで爪の手入れをしてもらい(4,000リエル)、シルバーパゴダで昼寝をしてお坊さんと遊んで、サップ川をブラブラしました。
 みんなプノンペンは退屈というのが共通した感想みたいです。それなりにいいところもありますけどね!




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