ハプニング



マレーシアでのオーバーブッキング騒ぎ


 それは最後の日でした。その日の午前プノンペンを出てマレーシアでトランジットで9時間ほどあったので市内にいきました。この時同じ便で日本に帰る人とタクシーをシェアしていました。買い物をして、タ食を食べ空港に帰ってみると、出発が2時間遅れになっていました。「しゃあないな」と思いながらチェックインカウンターに行くとなんと、私たち二人ともオーバーブッキングになっていて、ウェイテイングリストに載せられていたのです!!係員は「待てばとれる。」と言いましたが、10分待っても20分待っても状況は変わりません。もちろんリコンファームはしており、だからこそプノンペンからクアラルンプールに来ることができた訳で、しかも荷物は預けたまま。つまり、荷物だけは日本に送ってやるということなことです。
 また許せないことに後から来たパックツアー客にはすぐにボーデイングパスを渡しているのです。
 そしてとうとう切れたもう一人の人が係員につかみかかり、私たちはようやくボーデイングパスを手に入れることができました。しかもその係員は控えの航空券を渡さず、つまりはバゲージクレームを帰さなかったのです。出国してから気付いたので中のカウンターで再発行してもらいました。
 悪いことは続くもので出国ブースでタクシーをシェアした人の荷物が出国官にあたり、それで怒った出国官は私に文句をつけてきたり、とにかくマレーシアでは悪いことばかり。おかげでせっかくの楽しい気分が台なしになってしまいました。私は2度とマレーシア航空に乗ることもマレーシアに行くことも、トランジットでさえ行くことはないでしよう。今までの中で最悪の経験です。




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