プノンペン市内にはナイトクラブが多数ある。運転手を連れて行けば安心。ちなみにビール1本分の2を払えば、ずっと遊べる。トンレサップ川にかかった日本の友情橋はカンボジア人のデートスポットで夜9時まで人が集っている。
70番通りは、赤線地帯。5から7ドルで売春婦を買うことができるのらしいが、9割は病気だと言われている。厚生省の発表によると、この1年間に総人口1,020万のうち新たに1%、感染者が増加したとのこと。プノンペンの人口の1割は感染していると考えて間違いないだろう。1989年に作られた「子どもの権利条約」がほとんどの国に批准され、少女売春を取り締まる国内法が整備されているが、カンボジアは内戦が続き、いまだ批准されていない。少女売春は東南アジアのほとんどで禁止され、違反者には厳しい刑罰が科せられているため、カンボジアに人が流れているようである。罰則についていえば、18才以下の子どもを売買した場合、10年〜20年の懲役が課せられる。精神的・肉体的な障害を与えた場合は無期懲役である。96年11月に日本の大学助教授がタイで逮捕されたのは記憶に新しい。
治安は良いとはいえない。夜になると警官が夜盗化する。夜は出歩かないこと。
マリファナがここでは合法である。どこでも堂々と売られている。一袋40円ぐらい。宿屋でも、外人が「やるか!」と袋をわしずかみにして誘ってくる。