ムンバイで気ままに
12/15(金)
前夜に乗った寝台車は、想像以上に居心地がよく、ぐっすり眠ることができた。今までに一番落ちついた夜だったかもしれない。ただ気になったのは、隣のおじさんが目を開けてこっちを向いて寝ていたことだった。怖かった。
朝5時台にムンバイに着いた。電車で空港近くのホテルまで行ってシャワーを浴びてゆっくりした。ムンバイの街へと繰り出したのは昼の11時頃になっていた。
この日は郵便局がストで数日休みだったため、切手が買えず困ってしまった。ホテルで売っているかとフォート地区へ列車で行き、タージマハールホテルへ向かった。超高級ホテルで、中に入って感覚だけ味わった。インド門が近く、ブラブラして時を過ごした。
ここでふと思い出したのはリコンファームであった。やろうやろうと思いつつ、国内電話が通じずこの日になってしまっていた。AIR INDIAのオフィスまで行って直接リコンファームしたが、オフィスが海沿いだったので、またブラブラした。歩いていると馬車があって、片山と二人で「当然のごとく」と乗り込んだ。そんな気分だった。目的地はインド門。とても乗り心地が良くて、エジプトを思い出してしまった。
再びタージマハールホテルをブラブラして、外に出て中流層向けのマーケットへ。日用雑貨を含めていろんなものが揃っていた。この日が目的のない、とてものんびりとしたものだった。こういう時間の使い方も悪くない。
夕食は中華料理。注文しまくって、ひとり500ルピー(1200円)。ムンバイの物価が高いせいもあるが、かなりの高級料理だ。あまりに高くてびっくりした。
フォート地区からホテルのある空港近くまで、駅から列車で30分ほど。最初は女性専用車両に乗ってしまい、おばあちゃんに「ここはだめよ」と言われ振り向くと車両中の女性がぼくらを見てくすくす笑っている。恥ずかしかった。
ホテルではシャワーを浴びたとたんに疲れがあふれ出てきてぐっすり眠ってしまった。とはいえ翌朝4:30起床・・・