国内事情

出国と入国

ビザが必要。写真2枚と4,100円を大使館に持っていって、翌日発行。
パスポートは有効期間が6ヶ月以上あればいい。
出入国とも通常どおりで特別な留意点はなし。

空港

デリーの空港は思った以上に小さいものだった。設備が整っているわけでない。
駅から市内へはそれほど遠くない。
バスなら30ルピー(75円ほど)だが、タクシーも高くない(150ルピーほど)。
入国が遅かったり、出国が早かったりしても空港で一晩を過ごすのは辛いかも。

通貨

ルピー(Rs)。
1ルピー=2.4円(00年12月末)
円からの換金も当然可能。
トラベラーズチェックは都市でしか使えない。
アジャンタ、エローラへ行く前にルピーに。


左上から1/2ルピー、1ルピー、2ルピー、5ルピー。
紙幣は10ルピー。
1ルピー、5ルピー、10ルピーのコインか紙幣をたくさん持っていることが、うまく廻る秘訣。

気候

12月でも暑いと思ったがそうでもなかった。
ニューデリーが寒いのは想像していたが、ムンバイもそれなりに冷え込んだ。
ムンバイ辺りでも夜になるとかなり冷え込み、ダウンコートでも凍えた。


雰囲気

地球が誕生した頃、インドは単なる島国だった。それがユーラシア大陸とぶつかって、ヒマラヤ山脈を形成している。今でもその動く力はそのままに、つまり山脈は成長している。インドは、ヨーロッパがすっぽり入ってしまうほどの大きさである。
・名の売れた「ニューデリー」、歴史深い「アーグラー」がある北インド。
・ここからガンジス川に沿って「カルカッタ」へ。(今回は行かず)
・最大の都市で物価の高い「ムンバイ」がある西インド。
・そこから電車で10時間離れた「アジャンタ」「エローラ」。
・サイババのいる南インドは、IT技術最先端の場所でもある。
それぞれの街をつなぐ道(ハイウェイ)は果てしなく続くようで、牛が行き倒れ、人が野グソ。地図で見ると網の目のような道も通ってみると、寂しいほどの一本道で、インドの大きさを感じる。

交通機関

時間なく色々廻る予定があるなら、飛行機、長距離電車の予約・手配は確実に。
とにかく、インドの大きさをなめているとかなり痛い目に遭うと思う。
代理店を介すると、楽ではあるがそれなりのコミッションを取られる。

町中の移動は、電車、バス、オートリキシャ、リキシャと様々で困ることはない。

宿

概して物価は低いが、比較的盗難の危険は高いため、安宿はあまり勧められない。
街にもよるが安ければ150円程度の宿もあるが、一泊1000円はかけた方がいいと思う。
宿で出たチャイ(安くても頼めば飲める)について触れておくと、いろんな国で飲んだが、インドはかなりおいしい。

電話

テレホンカードはない。国際電話用の機械が街の至る所にあって、勝手にかけて、あとで店の人に支払う。
掛け方は、通常の国際電話と同じ。(00−81−3(市外局番0抜き)−××××・・・)
4分で500円くらいかかった。夜7時以降は半額、11時以降は1/4だが、日本時間深夜2時半。

郵便

郵便局で買うか、上級ホテルで買うことになる。
8ルピー。
空港のある都市で出せば、日本までの時間はそんなにかからない。

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