久しぶりの怒り
番外編
とにかくインド人も人をだまそうとする。国際電話が4分で221ドルと言われたときには「ふざけるな」と怒り散らしてしまった。「221」という数字は通話時間(秒)を表し、となりの「139」が料金のはずだ。どんな国でも国際電話はそんなに高くない、いい加減にしろ!と。すると「139ドルだ」という。またまた怒りがこみ上げてきた。「ふざけるな。そんなに高いはずがない。なんでインドの電話機で『ドル表示』なんだ?」と。向こうも僕を「チーターマン」と呼び、逆切れして「警察を呼ぶぞ」と言ってきた。こいつらなめてる、と思って「呼んでこい!」と言うと、向こうも諦めたようで「機械が壊れているようだ。139ルピー(400円程度)」と穏やかに言った。
それでも高いと思ったので少し刃向かったが、機械にも表示されているし、「信じられないのか?」と言われて、139ルピーを支払うことにした。4分400円。
これが本当なら(その後もずっとこの相場で国際電話を使うことになったので本当だと思う)インドは他の国と比べて国際電話が高い国だと思う。